2016年2月13日土曜日

2/13 筒井チーム稽古⑥

出席者:荒川、浦長瀬(早退)、前田、佐々木、鄭、杉本、鎌田 他見学者1名

気が付けば本番まで約1か月。
とはいえ週一の稽古なので残された時間は実はあまりありません。
今日の見学者はdracomの制作の内山さん。また写真を取り忘れました…

■チェックイン

さて、本日の稽古もチェックインから。



佐々木くんが近々出演する作品の関係でコンタクトだったのですが、眼鏡姿しか見たことのないせいか、印象が違ってびっくり(目つきがシャープ)。本人もなんだか裸気分になる、とのこと。

■前説、再び

3回目の稽古で行った前説のワーク。個人的にはかなり興味深いものだったのですが、 これきっと本番でもやります。しかも複数人。以前筒井さんより、良い前説とは「劇場」を実現化するものである、という仮定が成されてましたが、その定義に則り、劇場を実現化する理想的な前説、劇場成立の妨げになる前説、その中間…と現時点では以上のパターンの前説が展開される…模様。今日の稽古も色々試しました。
一体誰がどんな前説をするのか、3回目のブログから皆さんも考えてみてください。お楽しみに!!


■自己紹介

これも3回目4回目の稽古でも行った自己紹介のワークです。
横一列で名前、出身地、普段何をやっているかについて。実は並びも若干決まっていますがまだ秘密で。これも何らかの形で本番で行われる可能性が高いです。
 
 

さて、「自己紹介」的なカラダ、とはどんなものなんでしょうか?皆人に見られるという前提で自己紹介をしたと思うが、「自己紹介」であるために意識してやっていることはありますか、と筒井さん。参加者からは、ちゃんと立つ、自己を表現するという意識はなく逆にノーマルであることを心がける、どこまで詳しく情報を伝えるか考えた、など。あとは手を前または後ろで組んだりなどの立ち方・ボディランゲージの話にもなりました。

■ピクニック

恒例ピクニックの稽古です。今日も2ターンほど行いました。
ところで前回の稽古でミッションについて、ピクニックの最中に挙手し内容は最後に並んで発表する、というルールとなりました。

 

筒井さんからは、
・ピクニックあるあるでは無い 変調としての演技を指摘してほしい
・安定化のために毎回同じことを行っても/言ってもいい
・挙手ははっきりと、すぐに手を下すのではなく一定時間挙げるように
・もちろん観客もイメージしよう
とより具体的な作品化のための指示がありました。参加者のみなさんも意識してくださいませ。
最後のミッションの発表内容については、
・似た内容は出来るだけ避けたい
・~しない、こういうことはしてはいけない、というところまで踏み込めたらいい
・具体例も入れつつ、抽象性も欲しい 具体性と抽象性のバランスが大事
とアドバイスが。抽象性といっても勿論ただぼんやりした言葉でではなく、具体例抜きでその変調を言葉で表す、とでも言えばいいのでしょうか。また出演者それぞれの関係性・バックボーンなどを用意して盛り込むことも出来ればしていきたい、とのこと。

そしてあと一つ、筒井さんいわく充実した時間だった、というワーク…というか話し合いがあったのですが、これもネタバレの可能性のため伏せます。



筒井チーム、具体化に向けてじわじわと進んでいます。
今後はネタバレし過ぎないようにレポートの分量が少なくなっていくかなーと思いますがご了承下さい。

帰り道に参加者の一人と話したのですが、確かのこの作品及びこの創作プロセスはハードコアなのかもしれません。物語に焦点を絞らない、というだけで演劇作品はハードコアに感じられるものになるのはどうしてなんだろうなあ、と単純に思ったりもするのですが、この作品は決して小難しいものでは無いですし、参加者演出家共々、この実験室のような独特な稽古場を楽しんでいます。それを多くの観客の皆さんと共有したい!
…というわけでチケット発売開始しております。ご予約は下記のアドレスから。皆様のご来場お待ちしております。
三田村でした。

★ご予約はこちらから⇒https://www.quartet-online.net/ticket/zombie4months

鄭さん、バレンタインのチョコありがとう~

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